トレーダー藤井 FXと資産運用

FX知識やお金の考え方など学んだことを自分に落とし込むための知識貯蔵庫

【サイクル理論】とは サイクルという時間で見る相場の上昇と下降の波

サイクル理論は 底から天井そして底という一つの流れを1サイクルとして

底の時間と天井の時間というのを想定してトレードする理論。

 

この理論を覚えることでチャートパターンなどその時の流れだけでトレードするのでは

なく、時間というサイクルも含めた大きい視点でのトレードもできるようになります。

 

この時間という視点は面白いですよね^^

 

資産運用にも"ドルコスト平均法"というものがありますが、これも時間で区切って

投資をして、コストを抑える方法です。

 

相場も様々な視点から動きを見ることによって相場の流れの特徴が見えてきそうです。

 

 

そしてサイクル理論は一定の期間で1サイクルを繰り返していくということが前提で、

時間足により小さいサイクルから大きいサイクルとそれぞれのサイクルがあります。

 

・4時間足が作る4Hサイクル ロウソク足で60〜80本前後のサイクル

・日足が作るメジャーサイクル ローソク足で35〜45本前後のサイクル

・週足が作るプライマリーサイクル ローソク足で15本〜21本前後のサイクル

 

 

大きな波の中に"底・天井・底"という小さな波がいくつも構成されているわけです。

 

たとえば日足のメジャーサイクルの中は4Hサイクル3〜4つで構成されています。

 

 

そして基本的に大きいサイクルの波が小さいサイクルの波を支配します。

 

どういう事かというと、大きいサイクルも必ず底・天井・底という形で

最初の底からサイクルがスタートしたら、必ず大きいサイクルの天井を目指します。

 

その中に小さいサイクルがあるので、小さいサイクルも底・天井・底と進みながら

大きいサイクルの天井を目指すわけです。

 

大きいサイクルが天井に向かうということはロング(買い)の目線になるわけです。

なので大きいサイクルの流れの方向にトレードする事を前提として、小さいサイクル

の流れを見ていくということです。

 

小さいサイクルが下向きだとしても大きいサイクルが上向きの場合だと逆張り

なってしまうため、リスクが伴います。

 

逆に大きいサイクルで天井をつけたあとは底に向かいますので、ショート(売り)

目線で考えていく必要があります。

 

トレードする際は大きいサイクルの流れを見て、小さいサイクルでエントリーしていく

というFXおける時間足の考えと同じようにトレードしていくと良いわけです。

 

この感覚を持っておくことで大きなサイクルと小さなサイクルを利用してトレード

をする上での指標の一つになると思います!

 

ただしですね、最初に言った大きなサイクルの波が小さいサイクルを支配すると

言いましたが、その大きなサイクルの流れは小さなサイクルの波の積み重ねで

できているという形になっています。

 

 そういった相関関係を考えることも相場を読むためには重要です。

 

という感じでサイクル理論はとても簡単でシンプルです!

 

なので、頭にしっかりと入れておくことで使えるタイミングは多いですし、

他の手法とは違った時間的な周期の視点ですので幅広い予想が立てられると思います。

 

サイクル理論の基本はこんな感じです!

 

他にもサイクル理論の戦略的な部分もありますので、まとめ次第UPしていきます!