トレーダー藤井 FXと資産運用

FX知識やお金の考え方など学んだことを自分に落とし込むための知識貯蔵庫

【移動平均線】について 本当の意味と使い方

ども、トレーダーの藤井です!

 

これから手法だったり考え方、メンタル的なことまでFXに関することや

資産運用に関することをまとめていきたいと思います!

 

今日は移動平均線について勉強し直したのでまとめます!

 

移動平均線は「世界で最も有名」なテクニカル指標です!

 

他の様々なテクニカル指標も移動平均線を元に作られたりしています。

 

世界でみんなが指標にしているということは、それだけ値動きにも影響を与える

ということですね!とても重要ポイントです!

 

今回、しっかりと移動平均線の意味を知ることで、状況に合わせて応用ができたり

買いサインなどの"だまし"に引っかからないようになると思います!

 

 

僕はけっこう理論的に考えたいタイプ、結果だけでなくその理由まで

知りたいタイプで、それを知らないと理解や応用ができないんです。

 

なのでまずは計算式から

 

移動平均線は、設定した"n"日間の終値を足して"n"日で割って出た

終値の平均値をつなぎ合わせたラインの事。

 

なので5日なら  (終値終値終値終値終値) ÷ 5

になるわけです。

 

かなりシンプルですよね。

 

普通に平均値を出すだけです

 

そして移動平均線の意味が大事ですね!

 

大きくわけて移動平均線には"2つの意味"があります。

 

まず1つ目は「価格変動の動きを滑らかにしてトレンドがわかるようにする」です。

 

チャートは値動きが激しくて動きが分かりづらいです。

 

上がっている相場なのか下がっている相場なのか、ロウソク足にはヒゲがついていたりして相場の状況を把握するのが難しいです。

 

移動平均線をつけることによって、その時の動きの平均がわかり上向きなのか下向き

なのかパッと見て把握できるようになります。

 

インジケーターにはこういったチャートを見て状況をすぐに把握できるようにする

といった"時短機能"と思っても良いと思います。

 

そして2つ目の意味は「その時の平均的な買値と売値がわかる」です。

 

どういう事かというと、相場にはたくさんの人間が参入しています、

そのトータルした人間の買値と売値の平均値を表示しているということです。

 

ということは現在の価格が移動平均線の上にあれば、買いポジションを持っている人は

含み益中ですし、売りポジションの人は含み損中ということです。

 

今現在の状況が過去n日間に取引している人がプラスかマイナスかの状況を判断できるのが移動平均線ということです。

 

そこから参入している人のそれぞれの心理を見ていくことが出来るというわけですね。

 

 

ただ、こういった意味よりもトレードに参入した方たちが最初に覚えるのが

買いサインや売りサインである「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」だと

思います。

 

めちゃくちゃ有名なエントリーのサインですね!

 

ゴールデンクロスってみんな知っていると思うんですけど、

このサインが

 

「なぜ、買いサインなのか?」

 

ということは意外に知らなかったりします。

 

このなぜ?というものを突き詰めることによって、実際の相場で役に立つ知識となり

自分に肉付けされていくのだと思います。

 

これは他のテクニカル指標についても言えることですね。

 

この有名なサインについて、移動平均線の意味から考察していきます。

 

 

移動平均線の2つの意味

 

「価格変動の動きを滑らかにしてトレンドがわかるようにする」

 

「その時の平均的な買値と売値がわかる」

 

 

ではゴールデンクロスはどういう時なのか?というところですが

 

ゴールデンクロス移動平均線を下から上にクロスした時のことです。

 

 

この時、買いポジションを持っている人はどういう心境かというと・・・

 

移動平均線の下にいる時はとうぜん平均的に含み損中ですので

損切りまでを考えています。

 

ただクロスした時っていうのは今までの含み損から抜けてプラスの領域に入った

ということを意味します。

 

ということは平均以上の人が"買いポジション"で利益が出はじめたということ

そうするとどんどん買い増しが増えてきますよね?

 

逆に売りポジションの人はどんどん損切りしていくようになり、

移動平均線のずっと上に価格が上がるわけです。

 

移動平均線と価格が大きく上に離れているということは、買いの人はそれだけ含み益中

そろそろ利確を考え始めます。

 

そして下降して移動平均線とクロスする時、これが「デッドクロス」です。

利確が遅れた人たちがどんどん利確また損切りをしていくので、価格はぐんぐん

落ちていきます。

 

こういった流れで「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」が起きているんですね!

 

で、このような意味を知り、今は全体的に利益がでているのか、損を含んでいるのかを

把握することが、今後のチャートの流れを読むのに必要となってくるわけです!

 

このように相場の動きの意味を知ることがとても重要な事なんです。

 

今回は移動平均線の意味と使い方について書かせていただきました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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