トレーダー藤井 FXと資産運用

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【ローソク足】について ローソク足3大転換ポイント

どーもトレーダーの藤井です!

 

今日はローソク足について学んだことを書いていきたいと思います。

 

ローソク足は日本人が作った優秀なテクニカル指標ですね!

 

ローソク足はたくさんの意味があり色々なことを教えてくれます。

 

まだまだ使いこなせていない人も多いので、なんとなくチャートを眺めてしまっていることも多いのではないでしょうか?

 

今回しっかりと意味を理解することで、今後のチャートの見え方が変わってくると思います。

 

まずローソク足とは、というところから

大きくわけて3種類あります。

 

始値に対して終値が上昇しているものを「陽線」

 

始値に対して終値が下降しているものが「陰線」

 

始値終値が同じ値のものが「寄引同時線」

 

 

そしてローソク足1本の中で分かれます。

 

始値終値の間の四角の部分を「実体」

 

始値終値の外に伸びた線の部分を「ヒゲ」

 

さらに実体がどうかヒゲがどうかで分析が違います。

 

実体の形やヒゲの形によって、大陽線だったり小陰線(コマ足)だったり

名称も異なってきます。

 

この辺はめちゃくちゃ多いので割愛しますが、それぞれの形が意味することが

違いますので、しっかりと覚え理解しておくことが重要ですね!

 

という感じでローソク足の名称を紹介しましたが、そこから何がわかるか

本質的な部分が大事なのでこれから説明します!

 

ローソク足から読み解きたいのが、その時の買いの力が強いのか

売りの力が強いのか、という部分だと思います。

 

陽線はその買いの力が強い、陰線は売りの力が強かったということ。

 

ヒゲはその力のぶつかり合いの勢いの強さを表しているといえます。

 

価格のぶつかり合いの軌跡がローソク足になるわけですね!

 

たとえば実体だけの陽線(大陽線)は、始値から終値まで終始買い優勢だった

ということがわかりますので、買いの力が強いということがわかります。

 

逆に上にヒゲが長く伸びた陽線だとどうなるか・・・

 

ヒゲの部分は高値なので、そこまで買い優勢でいったけど最後売り優勢で終値まで

戻されたということがわかりますので、売りの力が強いということがわかります。

 

ということでたった1本にこれだけの情報が詰まっているのがローソク足です!

 

ここまででなんとなーくローソク足の概要がわかってきたと思います。

 

そして重要なローソク足3大転換ポイントがあります!

 

1,大陽線・大陰線

 

2,天井付近の上ヒゲ・底値付近の下ヒゲ

 

3,3連続陽線・3連続陰線

 

順に内容を説明していきます!

 

1,大陽線・大陰線

 

これらは買いまたは売りの均衡が崩れどちらか一方の力が優勢の状態です。

 

大陽線を見た人たちは買いに力が偏っていると判断して、更に買いの勢力が

強まります!

 

したがって大陽線が出ると買いトレンドがはじまるサインになりやすいです。

 

実はトレンドの終了時にも出ることがあります。

 

っていうとなんか上記とアベコベな感じがしますが、内容を話すと理解できる

と思います。

 

上昇トレンドが終了する時の大陽線は、実は売りポジションの人が作っていることが

多いです。

 

売りポジションを持っている人たちが最後もう耐えきれなくなり損切りをして

いった結果、売りを手放すということはイコール買いですので最後の大陽線が

出るということです。

 

なのでその後は売りポジションが損切られてしまったので、買いポジションの人は

徐々に利確していき、上昇トレンドが終了するわけです。

大陰線は下降トレンドの時に同じ扱いです。

 

ということで、大陽線・大陰線はトレンドのはじまりと終わりの合図になるという

ことですね!

 

 

2,天井付近の上ヒゲ・底値付近の下ヒゲ

 

こちらはローソク足の形の意味がわかればカンタンです!

 

天井付近の上ヒゲの場合は、買いの勢いで上ヒゲの部分(高値)まで上がったものの

最終的にはヒゲの根本まで押し戻されて終わったという形です。

 

なので最終的に売り優勢、特にヒゲが長ければ長いほど売りの勢いが強いということ

 

つまり、天井付近の上ヒゲは買いの上昇トレンドから売りの下降トレンドに移り変わる

サインになるということです!

 

底値付近の下ヒゲも同じ意味で転換のサインになるわけです!

 

 

3,3連続陽線・3連続陰線

 

こちらは結果からいってしまうと実は1,大陽線・大陰線と同じ意味です!

 

3連続して陽線や陰線が出るということは、それだけ長時間片側の勢いに偏っている

ということです。

 

相場は買いと売りのもつれ合いです、それが片方に偏るということは、

 

均衡が崩れる = トレンドが発生する というわけです。

 

また、大陽線・大陰線と一緒ということはトレンドの終了も示唆することがあります。

 

同じ理由で、トレンドと逆方向の損切りを巻き込んで最後にグーッとトレンド方向に

伸びるというわけなんです。

 

 

これがローソク足の3大転換ポイントです!

 

 

この3つのポイントを意識するだけで、目につく指標が増えチャートがより明確に

見えてくると思います!

 

ローソク足は身近すぎて他のインジケーターやオシレーターに目がいきがちで

見落としやすいですが

 

そのインジケーターを作っているのはローソク足だということをしっかりと

理解して今後はトレードしていきましょう!

 

 

注:ローソク足は時間足の長さによって信頼度がガラリと変わります。

  長い時間足は短い時間足の集合体です。

  その事を理解して活用しましょう!

 

 

ということで今回はローソク足について書かせていただきました!

 

今後は僕が使っているインジケーターや、FX失敗談なんかも交えていきたいなと思います!

 

今日もありがとうございました!