トレーダー藤井 FXと資産運用

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【トレンドライン】について ダウ理論と有効な引き方と使い方

どーも!トレーダーの藤井です!

 

今回はトレンドラインについて書かせていきたいと思います。

 

僕が学び直してまとめていく(アウトプット用)記事なので、

読みにくいところがあると思いますがよろしくお願い致しますm(_ _)m

 

 

トレンドラインって誰もが知っているんですけど、なかなか理解して

使いこなせているかというとそうでない気がする。。

 

ただ僕の知り合いの化物トレーダーも使ってますし、勝っているトレーダーは

こぞって使っているテクニカルなんです!

 

しっかりと理解することによって勝っているトレーダーが見ているチャートに

近づけるようになると思います。

 

 

で、トレンドラインについてですが

 

そのまんまトレンドに対して引くラインのことです。

 

でトレンドの定義ってなんなの?ってとこが大事です!

 

意外にみんなこれもわかってなかったりする。

 

ガーッと上昇していれば上昇トレンドとか、全体的に下降なら下降トレンドとか

いまいち線引ができていない。

 

まずトレンドとはなんぞや?というところからが必要ですね!

 

トレンドを定義するのは「ダウ理論」です!

 

トレンドを理解するためにはこのダウ理論を理解する必要があります。

 

ダウ理論とはチャールズ・ダウという人が提唱した100年前くらいのチャート分析理論のことですね。

 

 

NY(ニューヨーク)ダウのダウもこの人からだそうです!

 

6つの理論からなるんですが、相場は上下に波打ちながら上昇や下降の流れに動いて

いきますが、トレンドとはまずその中の安値と高値を切り上げ(下げ)ていくことで

発生するとされます。

 

上昇トレンドであれば高値安値ともに切り上げ、下降トレンドは切り下げていく。

 

高値は切り上がっているけど安値は切り下がっていたら、一旦そこで上昇トレンドは

消滅しているんです。

 

という形でトレンドの定義としては「高値と安値を共に切り上げ(下げ)ている状態」

というわけです。

 

これがトレンドの一番重要なポイントです!

 

更にその6つの中で、トレンドに対して重要なポイントを説明する理論が2つあります。

 

 

1,トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

 

2,トレンドは3つの段階から形成される

 

 

1,トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

 

こちらは基本的に「トレンドは継続する性質がある」ということを表しています。

 

ではなぜトレンドは継続するものなのか、ここがポイントです。

 

基本的に上下に波打ちながら上昇していく上昇トレンドですが、

 

考えてみると、素直に一直線に上がれば良いのに 、と思うかもしれません。

 

それならシンプルで、みんなwinwinなんですけどね〜

 

でもそれぞれ投資家の思惑が違うわけです。

 

人によっては100円から105円に上がる上昇トレンドの時に、101円で利益を確定したい

いわゆる利確する人が出てくるわけです。

 

その利確のタイミングが上昇トレンドでいうところの"押し目"というやつです!

 

そして押し目でまた買い上げて上がっていき、利確して押し目を作る、

この流れが上昇トレンドなわけです。

 

でもこれって買い(ロング)側の動きだけですよね?

 

売り(ショート)で入りたい人は入れるタイミングが来るまで、つまりトレンドが

終わるまでは入れない、様子見というわけです。

 

上昇トレンドって買い側にとってはずっと続いて欲しい天国みたいな状態ですよね!

 

これがトレンドが継続する理由です!

 

"何か"ない限りはずっと続くということですね!

 

そしてその"何か”は高値と安値の切り上げ、トレンドの定義です。

 

このトレンドの定義が崩れた時、トレンドは終了します。

 

逆に定義が崩れない限りはトレンドは継続するといえます。

 

基本的に終了するポイントは直近安値を更新したときですね!

 

 

2,トレンドは3つの段階から形成される

 

こちらはだいたいトレンドは大きな3つの波、波動があるということです。

 

1つ目がアーリーアダプターのような情報の早い投資家の動きによる波

 

2つ目がその波を見たトレンドフォロー型の投資家の動きによる波

 

3つ目が一般投資家の動きによる波、先の投資家は利食い つまりは乗り遅れ

 

なので1つ目か2つ目の波に乗る必要があるわけですね!

 

ただ、3つ目の波は上記を理解した上で、早めにとって利確することで

美味しくいただけると思います!

失敗したら損切りはスピーディに!

 

 

この2つのポイントがトレンド定義の次に重要です!

 

さて、長くなってしまいましたがここから

 

「トレンドラインの引き方」です!

 

基本的には上昇トレンドの場合、下側の安値と安値を結ぶように引き

 

下降トレンドの場合は上側の高値と高値を結んで引いていきます。

 

トレンドラインを引く意味ですが、「トレンドの終了を予測する」ことです。

 

そのために上昇では下側、下降では上側に引き、そのラインを割ってしまう

ことでトレンドの勢いの弱まりと終了の予測をしていくわけです。

 

そして引く際の注意点としてよくある質問が”ヒゲ”はどうするのか?です。

 

結論から言うとヒゲは含みます!

 

安値から安値、高値から高値を結びますのでヒゲから引きます!

 

ただ強いファンダメンタル、雇用統計のような一瞬の値動きのヒゲは含まないことが

あります。

 

そしてレジサポラインとも共通しますが、線というよりもゾーンという形で

含みを持たせて引いていくこともポイントです!

 

 

トレンドラインを引く上で重要なポイントとして「チャネルライン」という

ラインがあります。

 

チャネルラインというのは何かというとトレンドラインと"平行に"引くラインのことです。

 

引き意味としては”トレンドの勢いを見る”です。

 

トレンドラインとチャネルラインをセットで考えると良いです!

 

引き方のポイントとしては3つ!

 

・トレンドラインと平行に引くこと

 

・高値がすべて収まるように引くこと

 

・高値に合わせて引くこと

 

これ3つのポイントを遵守して引くことが大切です!

 

形の綺麗なトレンドほど、チャネルラインに当たって下降しトレンドラインで

押し目をつけ、チャネルラインに反転していく、という流れで進みます。

 

綺麗にこの流れが出ているトレンドは強い継続性を持ったトレンドといえます。

 

そしてチャネルラインから分かるトレンドの勢いで転換を判断します。

 

チャネルラインで分かる転換の3つの段階があります。

それは

 

・チャネルラインに届かずに反転

 

・トレンドラインを割る

 

・直近の安値を更新する

 

この3つの段階を経て、トレンドの終了の前兆として見ることができます。

 

 

長くなりましたが最後!

 

トレンドラインを割った後ですが、今までは上昇のサポートラインになっていた

トレンドラインですが、割った後は下降に対するレジスタンスラインに変わります。

 

このようにレジサポラインと似たような役割も持っています。

 

注意点としてはレジサポラインほど信頼度は高くないということです。

 

 

今回、まとめますと

 

・トレンドの定義「安値と高値の切り上げ(下げ)」

・トレンドは継続する

・トレンドは3つの段階に分かれる 3波は利確期

 

・トレンドラインは安値と安値、高値と高値を結んで引く

・チャネルラインを平行に引く

・トレンドの転換サインを見つける

 

注意点として

 

・トレンドラインはレンジ相場では引けない

・定義が崩れたトレンドが復活することもある

・引いて消して引いて消してを繰り返すことで、本当のラインが引ける

 

 

はい、今回はトレンドラインについて書かせていただきました!

ダウ理論、トレンドライン、チャネルラインとたくさん出ましたが

それぞれ重要なのでしっかりと覚えて実践できると良いと思います!

 

動画でもまとめたものを話していきたいと思います!

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!